“望月プラットホームだより”に、白鳩幼稚園における英語教育のヴィジョンと哲学を、次のように書きました。
『私の日本語のために、私たちの国のために、そして、世界のために』
この視点から見ると、幼児期の英語教育に限らず、小学校や中学校における英語教育の問題点も見えてくるような気がします。何が見えてくるのかというと、当たり前だと言われるかもしれませんが、英語教育や学校教育に限らず、教育は目先のことだけを見ているのでは、考えているのでは不十分ではないだろうか、ということです。
5年先、10年先、20年先、否、100年先までも視野に入れて考えるべきだと思うのです。100年先までは見えないかもしれません。しかし、見えなくとも見ようとする姿勢が重要であり、少なくとも10年・20年先までは、つまり、子どもが成人するまでは視野に入れて、教育をしていただきたいと思うのです。
簡単に言えば、自分の子どもがどんな人間に育って欲しいのか、どんな大人になって欲しいのか、ということをハッキリさせていただきたいということです。そして、期待で押しつぶすようなことがあってはなりませんが、願わくは自分の子どもであるからといって、希望とプライドをもぎ取るほどに低く見積もらないことを祈ります。
理事長:小林一正 |