1.英語を英語で学んでいます。 最初はとまどいもありましたが、次第に英語の指示に従って活動し、レッスンの内容も分かり、語彙も増えてきました。 2.レッスン時間は毎朝20分です。 「少しの間だからガンバロウね」と励ましたり姿勢を直しつつ、とにかく20分、分かっても分からなくても頑張って貰います。終わってから、「よくガンバッタね」と声を掛けると、大きくうなずき、、翌日はさらに集中します。この20分の時間に、確実に何かを吸収しています。
最初はとまどいもありましたが、次第に英語の指示に従って活動し、レッスンの内容も分かり、語彙も増えてきました。
「少しの間だからガンバロウね」と励ましたり姿勢を直しつつ、とにかく20分、分かっても分からなくても頑張って貰います。終わってから、「よくガンバッタね」と声を掛けると、大きくうなずき、、翌日はさらに集中します。この20分の時間に、確実に何かを吸収しています。
1.学習の構えを形成します。 @ 子どもは学習を始められるのです。(形の構え) A 形の構えができて、「やるぞ」という気持ちになります。 (心の構え) B 形と心ができて、やろうとすることへの集中力が生まれます。 C 分かっても分からなくても20分はガンバルことを期待します。 集中するには忍耐が必要です。 D そして、忍耐すれば、次第に分かってくることが実感できます。 E 前を向く、つまり前方に注意を向けるということは、先生の話を聞くといくことです。この聞くということがあって学習が成り立ちます。 2.『20分の英語のレッスン』は"言語体験"です。 @ 子どもの成長にとって望ましい体験であると考えています。 A 日本語でない言葉がある。毎日少しずつやっていたら、何となく分かってきた。話してみたら通じた。しかも日本語を介さず、英語を英語のまま理解する、そういう言語体験をしているのです。
"Good morning!"や"Thank you."というだけでも、緊張するものです。英語のレッスンがあり、普段の生活の中に英語の先生がいると、話しかけられたり、話しかけたりと、英語への緊張感はなくなり、生活の中で英語が文字通り身近になってきている、違和感を感じなくなっているように見えます。 英語学習の体験は子ども達に新しい世界を開き、子ども達自身を豊かにし、確実に成長しているのです。 朝7時20分過ぎ、園舎に“ Good morning ! ”の声が響きます。どの子も笑顔でMs.Loidaと交わす朝の挨拶です。 ほとんどの子ども達が“ Good morning ! ”には、“ Good morning ! ”と返すのですが、先日、4歳児のHちゃんが“Good morning! How are you today ? ”と挨拶を返し、Ms.Loidaが“I’m fine,thank you.”と笑顔で返す姿が見られました。 その後の様子 「さくら組の生徒が驚くことに私と英語で会話をしたのです。 彼は言いました。 “I am opening the door.” 彼がありったけの力で英語を話そうとしている姿を見てとても嬉しく思いました。そこで私は “Where is your little brother? と尋ねました。彼は次のように応えたのです。 “He is walking outside.” それから、きく組の3人のお嬢さんが言いました。 “We are happy..How are you?” 私はこれを聞いて、喜びで胸が一杯になりました。日本語の話せない私と一生懸命意思の疎通を図ろうとして、その為に最善を尽くしているのです。」
“I am opening the door.”
“Where is your little brother?
“He is walking outside.”
“We are happy..How are you?”
Ms.Loidaはフィリピンから来て下さいました。彼女は幼・小の教員免許を持ち、私立学校で中国、台湾、シンガポールから来る生徒に英語を教えていました。白鳩幼稚園に来たのは今年の2月です。20分のレッスンを見ていると、やっぱりプロだなと思います。 Ms.Loidaは、乳児とも触れ合う機会があります。 夏休み明けから9月いっぱい幼稚園は運動会の練習に明け暮れる日々、そして11月半ばから12月のクリスマスに向けての日々はレッスンは小休止。 Ms.Loidaは、乳児のクラスに入っています。“るきちゃん Come here !”などというMs.Loidaの優しい声が、乳児の部屋から聞こえて来るこの頃です。
日本語ではない言葉を話す人がいつも身近にいる。言うなれば言語環境としての英語。そんな教育環境を私達は子どもたちの日常生活に提供し続けたいと考えています。